当院の取り組み
当院の取り組み
季美の森リハビリテーション病院では、一人ひとりの患者さんの状態に合わせて、さまざまな医療関連職種の専門家たちが連携し、治療やサポートを進めていく「チーム医療」に取り組みます。
情報・目標を共有
看護部について リハビリテーション療法科について
臨床場面で患者様の治療等に反映できるよう、専門技術の向上を目指し研鑽を重ね、様々な資格を獲得しています。
認定理学療法士 脳卒中 1名
運動器 1名
脊髄障害 1名
切断 1名
回復期セラピストマネジャー 3名
3学会合同呼吸療法認定士 1名
住環境コーディネーター 2級 12名
3級 1名
NSCA-CSCS NSCA認定パーソナルトレーナー 1名
JA-ATI トレーニング指導者 1名
幼少年体育指導士 初級 1名
健康運動指導士 1名
健康運動実践指導者 1名
ビジネスマネージャー検定 1名

各部署より
看護部

尾出 真理子
看護部長

【資格】
看護師免許
認定看護管理者
キャリアコンサルタント

【ごあいさつ】
令和5年度から副看護部長が2人体制となりました。
看護職員一人ひとりが自ら考え、多職種とともに、患者さんの思いに寄り添い、ご家族とともに、未来(あす)の暮らしをともに考え、その思いの実現に向けて看護力・チーム力を発揮して参ります。
また今年度は、実習施設から初めて新卒看護師を迎えることができました。プリセプターだけではなく、「病棟全体で育てる。支援する。」体制を整え、回リハ看護の楽しさが実感でき、やりがいにつながっていってくれることを望み育成して参ります。

回復期リハビリテーション病院として、近隣の急性期病院や施設等の皆様との連携を図りながら、地域包括ケアシステムが好循環となれるよう努めて参りたいと思います。

【看護部理念】

おもいやり
患者さん・ご家族の気持ちに寄り添いおもいやりのある看護を提供します

【看護方針】

1.患者さんの人権および価値観を尊重します
2.患者さんが主体性を発揮できる環境を整え、「待つ看護」を提供します
3.「あたたかな手」でぬくもりのある看護を提供します
4.常に最善のリハビリテーション看護を提供できるよう、自らの人間性と専門性を高めるようにします
5.笑顔で働ける職場づくりに積極的に参加します

【看護部の活動】

看護部では、看護部理念「おもいやり」のもと、「みんなの思いを形に」というスローガンを掲げ、患者さん・ご家族の思いの実現はもちろんのこと、看護職員一人ひとりの思いの実現にむけて「人材育成」「医療安全」「働きやすい職場環境の整備」を活動の3本柱として取り組みを継続いたします。

【活動方針】

1.職員一人ひとりがメンバーシップ及びリーダーシップが発揮できる自律した人財を育成する
2.リハビリテーション看護の専門職としての資質向上に努め看護の質向上を図る
3.多職種と協働し安全で安心できる療養環境を整える
4.職場環境を整備し看護職員の定着を図る

【看護体制】

1.入院から退院まで1人の看護師が一貫して責任をもって担当いたします
プライマリーナーシングを基準としたチームナーシング制です

2.看護師配置
1)回復期リハビリテーション病棟入院料1の施設基準に則り、看護師配置13対1、看護補助者配置30対1を満たしています
2)夜勤体制は、2交代4人体制
看護師2名+看護補助者2名または、看護師3名+看護補助者1名に看護補助者による早出勤務、遅出勤務体制をとり、看護ケア度の高い時間帯に人員を多く配置し安全に配慮した体制をとっています

【外来の取り組み】

外来では、地域医療連携室と情報を密に交わしながら、入退院調整や、退院後のリハビリ支援などを行います。
入院患者は概ね月40人ですが、急性期病院への迎えも外来業務の1つです。急性期病院からの搬送については、遠方では船橋市、旭市の病院からの依頼もあります。送迎中の患者さんは、急性期病院を退院し久しぶりに外の風にふれ、見慣れた景色や移り行く景色に季節を感じながら少しずつ自分を取り戻していく様子があります。
病棟へ案内するまでの間、入院に至るまでの話を傾聴し、急性期を乗り切ってこられた気持ちに寄り添いながら、入院時検査、診察介助等をします。また、退院後リハビリを継続する患者さんについては、リハビリスタッフと連携しながら、一人ひとりに生活の視点をもって対応しています。 明日がその人らしい暮らしになることを願い支援していきます。

【2F病棟の取り組み】

2階病棟は、「より良い回復期リハビリテーション看護をめざし、協力を惜しまない働きやすいチーム」をスローガンにしています。
2階病棟に配属されたスタッフ1人1人がお互いを支援し合い実践力を磨いています。そうした仲間が、洗面と排泄、更衣などケアの一つ一つに注目しケアの質を更に高めようと取り組み続けています。リハビリを効果的に継続できるよう体調を観察し日常生活を整え、入院生活から在宅へ繋げる回復期リハビリテーション看護の役割を担っています。多職種協働の元に、患者さんの力を引き出し、少しずつできる事が増えていく患者さんの変化を日々実感できる病棟です。

【3F病棟の取り組み】

看護部の理念である「おもいやり」に沿って、体の変化と同じように心理面も大きく変化する患者さんの気持ちに寄り添い、身の回りの事が自分でできるよう「待つ看護」を大切にして患者さんのみならずご家族が安定した気持ちで患者さんを支えていけるようにご家族の気持ちにも寄り添い支援しています。
そのため、日頃から対応能力向上を目指し、研修会への積極的な参加や事例検討を行っています。また、長期に渡る入院生活が安心できる場所であると認識し笑顔で過ごせるよう、病棟セラピストと看護補助者を中心に病棟レクリエーションを毎週1回実施しています。患者さんが住み慣れた地域で残された機能を最大限に活かしてその人らしい安心した生活を再構築できるようチームで支援して参ります。

リハビリテーション療法科

深江 航也 
リハビリテーション療法科長

【資格】
理学療法士免許
回復期セラピストマネジャー
認認定理学療法士(脊髄障害)

【ごあいさつ】
リハビリテーション療法科には回復期病院の本懐であるチーム医療を念頭に置き、“QOL Design & Cure”を理念として掲げ、患者様一人一人の思いやご家族も含めた生活環境を十分に考慮し、再び意味のある生活に戻れるよう、幅広い退院後のライフプランを提案していきます。院内での活動のみならず、当法人の理念にもある「地域」にも発信していけるよう日々精進して参ります。



斉藤 あかね 
リハビリテーション療法科科長補佐

【資格】
認定理学療法士(運動器)
幼少年体育指導士
修士(学術)

加藤 大樹
理学療法士 主任



鈴木 崇史
理学療法士 主任

【資格】
認定理学療法士(脳卒中)
回復期セラピストマネジャー
ケアマネージャー
ボバースアドバンスコース修了

【理学療法とは】
病気やケガによりダメージを受けた身体機能に対して徒手的介入、運動療法、物理療法等を用いて回復を図る治療方法になります。主に日常生活を送る上で動作の基盤となる「起きる」・「座る」・「立つ」・「歩く」といった基本動作能力の獲得、向上を担います。
また患者様、ご家族とともに退院後の生活を考え、想定される生活環境に応じた動作能力の獲得を図ります。患者様一人ひとりのもつ可能性を最大限に引き出し、最適かつ質の高い生活を送れるようお手伝いさせて頂きます。


水越 竜司
作業療法士 主任

【資格】
回復期セラピストマネジャー

【作業療法とは】
作業とは日々の生活で行われる活動や課題の総称です。好きな服へ着替えること、トイレで排泄をすること、料理や洗濯をすること、働くこと、温泉へ行くことなど、自分のためや誰かのために価値があり意味を持つ行動を作業と捉えます。
作業療法士は何かしらの理由で「作業」が行えなくなった際、一人ひとりに合わせたやり方で「作業が出来る」よう支援する専門家です。麻痺が生じた手足の動きを取り戻す練習、トイレや家事動作などの日常生活動作の練習、歩いて友人の家に遊びに行くための歩行練習、物事を忘れやすくなっても安心して生活するための認知機能の練習など作業に関わる活動は全て対象であり多岐にわたります。
私たちは、最先端の知見と技術を提供できるように努め、各患者様に合わせたオーダーメイドの現代的な作業療法を提供させて頂きます。

牛来 香里
言語聴覚士 科長補佐

【資格】
日本摂食嚥下学会認定士

【言語聴覚療法とは】
脳卒中や外傷、認知症などにより、“言語”、“発声発語”、“認知”などの各機能が損なわれ、コミュニケーションに支障が出ることがあります。言語聴覚療法では、このような問題の本質や発現メカニズムを分析し、対処法を見出すための検査、評価を実施し、必要に応じ訓練、指導、助言やその他の援助を行います。また、“食べる”、“飲む”など、私たちが生きるために必要な機能に問題がある方へ、安全かつおいしい食事が出来るよう、栄養面も考慮し支援をしていきます。
コミュニケーションや食事は、いずれも「生きがい」を奪いかねない問題であり、自分らしい生活を構築できるよう他職種と協力しながら支援させて頂きます。



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